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大腸カメラ(大腸内視鏡検査、下部内視鏡検査)

大腸カメラ検査を
ご検討中の方へ

高水準の鎮静下内視鏡 × 寄り添う外来を目指します。富士市・入山瀬の大腸カメラは、なかみち内科・内視鏡クリニックへご相談ください。「つらい」「恥ずかしい」「下剤が不安」——そんなイメージをできるだけ無くし、短時間で正確に、やさしく。患者さんの不安に寄り添いながら検査を行います。


大腸カメラとは

肛門から先端に高性能なカメラのついた内視鏡を挿入し、直腸、S状結腸、下行結腸、横行結腸、上行結腸、盲腸(必要に応じて小腸(回腸末端まで))を直接観察する検査です。炎症・憩室・ポリープ・早期がんなどの有無と範囲をその場で確認でき、必要に応じて生検(組織検査)やポリープ切除(ポリペクトミー)まで同日で行えます。
炭酸ガス送気(CO₂)と適切な体位調整でお腹の張りや痛みを最小化し、鎮静剤の併用で苦痛の少ない検査を提供しています。
検査時間は観察のみで10〜15分程度となります(ポリープ切除を行う場合は追加時間がかかります)。


大腸カメラは痛い?苦しい?

実際のところ、検査に伴う違和感や痛みなどは、完全にゼロになることはないと思います。
一番の要因は、検査時にスコープによって腸に「ループ」ができることで、腸管に無理な力が加わることで痛みが発生します。そのほかには早期による膨満感に由来することで発生します。当院では、極力ループ形成せず、『軸保持短縮法』による大腸カメラ検査を行っています。
さらに原則鎮静下で検査を行い、炭酸ガス送気で検査中・検査後の膨満感や苦しさを抑えています。
必要に応じて鎮痛薬も併用し、多くの方が「痛みや苦しさを感じることなく終わっていた」と感じられるよう配慮しています。
鎮静なしを選ぶこともできますが、腹部手術歴がある方や腸が長い方は痛みが出やすい場合があり、その際も無理をせず手技を調整し安全を最優先し検査を行っていきます。
つらさが不安な方ほど、遠慮なくご相談ください。


大腸カメラをおすすめする症状

など


大腸カメラで発見できる病気


当院の大腸カメラの特徴

鎮静剤を使用した、
つらさを抑える検査

当院では、検査の負担を軽減するためには原則「鎮静内視鏡」で行っています。
「大腸カメラは痛い」「検査が辛そう、苦しそう」と思われる方も安心して検査を受けていただけるようにしています。
炭酸ガス送気装置(UCR)を用い、検査後のお腹の張りや不快感を抑える工夫も行っています。
「気づいたら終わっていた」と感じる方が多いよう配慮しています。状況に応じて鎮痛剤も併用します。もちろん鎮静剤を使用しない検査も選択できます。

プライバシーに配慮:
トイレ付個室で前処置

当院では、大腸カメラ検査を受ける患者さん向けに、ゆっくりと前処置ができるトイレ付完全個室をご用意しています。人目を気にせず、ゆったりと前処置が可能です。
自宅で下剤を内服し、午後に来院され検査するパターンも選択できます。大腸カメラ検査は(自宅内服の方を)優先的に行います。

日本消化器内視鏡学会
内視鏡専門医が全例に対応

当院では、80,000件以上(2011年4月~2025年3月)の胃カメラ・大腸カメラ、治療に携わってきた日本消化器内視鏡学会内視鏡専門医である院長が、すべての検査を担当しています。

土曜日も検査可能

平日お忙しい方にも受けやすいよう、土曜日の大腸カメラ検査枠を設けています。

診療時間

大腸カメラ・胃カメラの
同日実施に対応

ご希望と適応に応じて、胃カメラと大腸カメラを同日に行えます。前処置・鎮静を一度で済ませられるため、通院回数とお仕事の負担を軽減する目的もあります。医師が事前診察で安全性を確認したうえで実施します。炭酸ガス送気装置(UCR)を用い、検査後のお腹の張りや不快感を抑える工夫も行っています。

下剤は「選べる」―患者さんごとに個別対応します―

大腸カメラ検査を実施する際には、検査をより正確に行えるよう腸内をきれいにする必要があります。そのためには、「下剤(腸管洗浄剤)」は必要になってきます。
大腸カメラ検査では、前処置が検査のつらさの一つといっても過言ではありません。
当院では、味や量、飲むタイミング、既往歴(腎機能・高血圧など)に合わせて選べるよう、複数の下剤をご用意しています。医師・スタッフが問診で一緒に最適な種類をお選びします。
「以前の下剤がつらかった」「量が多くて不安」などのご相談も歓迎です。飲み方の工夫(冷やす・ストロー使用・分割内服 など)や、院内での服用サポートも可能です。

ご不安のある方は、どうぞお気軽にご相談ください。

当院で使用している下剤の一覧

製剤 味の第一印象 洗浄力 メリット デメリット
モビプレップ スポーツドリンク風(梅味) 洗浄が短時間で行えることが多い 洗浄が短時間で行えることが多い 塩味が強いと感じる人もいます
悪心が出る人もいます
サルプレップ 少し苦みのあるレモン 下剤そのものの量が少なめ 水分の追加は必要
腎心機能には配慮が必要
ニフレック 薄いレモンジュース 腎機能、心不全でも比較的安全 飲む量が多い
ビジクリア 錠剤 唯一の「錠剤」 今までの下剤がどうしても苦手 やや洗浄力はおとります
一週間前から下剤の内服が別途必要
ピコプレップ リンゴジュース 下剤の内服量が少なく、比較的味も良い 洗浄力が弱い
一週間前から下剤の内服が別途必要
モビプレップ 
『バランスの良さがちょうどいい』
従来のニフレックという下剤に比べて味が改良され、内服量も少なめで、洗浄力・飲みやすさ・総量のバランスが良いのが特長です。
味は梅ジュース風で適度に塩味があり、合間の水分も「口直し」として取りやすい設計です。サルプレップの味が合わない方にも第一候補としてご提案しています。
サルプレップ
『飲む量控えめ、仕上がりはしっかり』
2021年に発売された比較的新しい下剤です。味はレモン風味です(人によっては苦みを感じる方もいます)
サルプレップは「1杯→水分2杯」のサイクルを、便が黄色透明でカスがほぼ無い状態になるまで繰り返します。
目安ですが、約半数の方はサルプレップ計480mL+水分1,000mLで到達すると言われています。
ピコプレップ
『さっぱり飲めて、ムリなく続く』
ピコプレップのみの服用の場合、約半分の方で腸内洗浄が完璧にできていないとも言われています。したがって、当院では他の下剤の味をどうしても受けつけない方にのみ服用して頂いています。
ビジクリア
『味の不安に、錠剤の安心』
「下剤の味が苦手だけど、錠剤なら大丈夫!」という患者さんに限定してご案内します。
「味の負担を避けたい方」に有効な選択肢。一方で錠数の多さ(50錠)が課題です。最適な方法を一緒に選びましょう。
ニフレック
『迷ったら“定番”、納得の仕上がりへ。』
モビプレップが発売されるまでは、多くの施設で使われていました。ニフレックは飲み方が非常にシンプルです。
ニフレックは飲んでも体内にはほぼ吸収されないため、電解質への影響はほとんどありません。
ご高齢の方や、腎臓の機能が低下している方にも安心して使用できます。

先進的な内視鏡機器で
精度の高い検査

当院では、早期発見を目的に検査を行っております。オリンパス社の最高峰内視鏡システム「EVIS X1」をすべての検査に用いています。
最新の内視鏡システムで検査を受けてみたい方にも対応しています。お気軽にご相談ください。
さらに観察画像は、4K対応ハイビジョンモニターに出力し、わずかな変化や再現性の高い色調で観察しています。

内視鏡洗浄・消毒を厳格に
(OER6/記録管理)

当院はオリンパスの内視鏡洗浄消毒装置OER-6を導入し、日本消化器内視鏡学会のガイドラインに沿って1件ごと高水準消毒を実施しています。薬液濃度のチェックや洗浄消毒の履歴記録で工程を可視化し、メンテナンス時期も自動表示で常に万全に対応しています。消毒薬は毒性の少ない過酢酸(アセサイド)を採用し、肝炎ウイルス等にも対応できます。標準予防策も徹底し、安心・安全な内視鏡検査をお約束します。

デジタル病理ネットワーク
「パソネット」を採用

検査で採取した組織は、デジタル病理ネットワーク「パソネット」により高精細にデジタル化し、専門の病理医がネットワーク経由で迅速に読影します。必要に応じて二重読影や専門家相談にも対応しやすく、結果説明までの時間短縮と診断の質の向上に寄与します。検査後の不安にできるだけ早く、確かな答えで応えます。

細かな変化も逃さないNBI(狭帯域光観察)
170度ワイドビュー

NBIは特定の波長の光を使用し、粘膜表面の血管や微細構造を際立たせて映し出す観察法です。これにより、早期のがんや小さなポリープなど、通常では見落としやすい病変も的確に確認できます。さらに170度の広角レンズを採用し、一度に広い範囲を観察できるため、検査の精度と安全性が向上しています。

診断精度のさらなる向上を目指して
GIF-EZ1500を導入

最新モデル「GIF-EZ1500」は、高解像度かつ色の再現性に優れた次世代内視鏡です。わずかな色調の違いや粘膜の質感も明確に映し出すことができ、より確実な診断につながります。NBIとの併用により、病変の早期発見に大きく貢献します。

AIを搭載した
次世代内視鏡検査システム

AI(人工知能)を活用した内視鏡システムでは、検査中にリアルタイムで病変の可能性を自動的に検出します。医師の判断とAIの分析を組み合わせることで、より正確で見落としの少ない診断を実現。安心して検査をお受けいただけます。

検査後の移動も安心
ストレッチャーを導入

検査後に鎮静剤の影響でまだ眠気が残る方のために、ストレッチャーでの移動に対応しています。ベッドから降りることなく回復室まで安全にお運びでき、体への負担を軽減。快適で安全な導線設計を心がけています。

安心してお着替えいただける
男女別更衣室

検査の前後にゆっくりお着替えいただけるよう、男女別の更衣室を完備しております。清潔感のある落ち着いた空間で、プライバシーにも十分配慮。安心してご利用いただける環境を整えています。

検査後もリラックス
パウダールーム完備

女性の方にも心地よくお過ごしいただけるよう、明るく清潔なパウダールームをご用意しています。検査後に身だしなみを整えたり、お休みいただけるスペースとしてご利用いただけます。

スムーズな診療を支える
WEB予約システム

当院では24時間対応のWEB予約を導入しています。パソコンやスマートフォンから簡単に予約でき、混雑を避けたスムーズな診療が可能です。再診や検査のご予約もオンラインで完結し、忙しい方にも大変便利です。


大腸カメラの流れ

大腸カメラ検査は事前に受診いただくことにしています。
内視鏡検査を希望される方は、必ず外来受診の予約を取得してください。WEBでの受診予約が便利です。外来受診前に大腸カメラ検査の予約も抑えておくことも可能です。

1検査前日

前日の食事は、消化の良いものを19時頃までに済ませるようにしてください。それ以降は絶食していただきます。当院では前日に下剤を内服していただきます。水分(お水やお茶など)やお薬は内服して問題ありません。
※当院では大腸カメラ専用の検査食も準備しております。当日の下剤内服量を減らす目的もあります。

2検査当日

  • 院内で下剤を内服される方:指示した時間に来院いただき、受付後にトイレ付個室で前処置を行います。スタッフが服用ペースや便の状態を確認しますので、安心して準備できます。
  • 自宅で内服される方:当日の朝にご自宅で下剤を飲み、排便が透明水様になるまで洗浄を進めます。腸内がきれいになったら、指定の時刻に当院へお越しください。

※当院では、基本鎮静剤を使用しますので、指先で酸素濃度の測定を行います。そのためネイルやマニキュアが検査の妨げになってしますことがあります。両手の指1本ずつネイルを落としてきていただけると幸いです。
※当院では検査の際に鎮静剤を使用しますので、お車でのご来院はお控えください。

3来院

  • 院内で下剤を内服される方:受付の後に前処置を行っていただく個室へご案内いたします。個室でのゆっくり、下剤内服していただき準備を進めていただきます。
  • 自宅で内服される方:指定時刻に来院ください。受付後は排便状況を確認し、必要があれば最終の微調整(少量の水分追加など)を行います。準備が整い次第、鎮静の準備をして検査室へご案内します。

※鎮静を使用するため、当日の自動車・バイク・自転車の運転は不可です。

4検査

準備が整いましたら、大腸カメラを実施していきます。
当院では、基本鎮静下で検査を行い、楽に検査できるように心がけています。
また、当院の送気は炭酸ガスを使用しておりますので、検査中・検査後の腹部の張り・違和感が従来の空気より軽減されます。

5検査終了後

鎮静剤を使用した場合は、リカバリー室で1時間程度休んでいただきます。
その後、検査の結果説明を、モニターを見ながら丁寧に行います。
また、当日は運動や飲酒はお控えください。検査中に大腸ポリープ切除を行った場合には、食事制限がございます。

※ポリープ切除、組織検査を行った場合には、結果までに約1週間お時間をいただきます。ポリープ・組織検査結果は後日説明になります。


大腸カメラ検査後の注意点

大腸カメラの検査の後は、基本的に食事制限はありません。
少しずつ水を飲み始めて、とくに違和感や異常がなければ、普段通りの食事ができます。
鎮静剤を使用した場合は、2時間後くらいを目安に食事を検討してください。

ポリープ切除をされた方へ

食事

当日は消化のよいものから再開します。脂っこい料理、アルコール、香辛料は数日控えめにしましょう。便を硬くしないよう水分をこまめに摂り、便秘に傾きやすい方は整腸薬や緩下剤を併用することがあります。出血リスクがあるため、暴飲暴食は避けましょう。

おすすめメニュー 避けた方がよい
食べ物
  • おかゆ
  • スープ
  • ポタージュ
  • 具なし味噌汁
  • 蒸し野菜
  • 素うどん
  • 豆腐
  • 低脂肪ヨーグルト
  • アルコール
  • 炭酸飲料
  • コーヒー
  • 香辛料
  • 揚げ物
  • 生野菜
  • 果物
  • 海藻類
  • 豆類
  • チョコレート
  • ケーキ
  • ラーメン
  • カレー

アルコールは血管を拡張させ、出血を助長する作用があります。とくに赤ワインやビールなどの発酵酒は刺激が強いため、術後最低でも1週間は控えることが一般的な推奨です。
コーヒーも腸を刺激する作用があるため、数日程度は控えるようにし、再開するときも薄めのものから少量ずつ様子を見ましょう。

運動

切除直後〜1週間は、腹圧が上がる激しい運動(ランニング、筋トレ、ゴルフの素振り、重量物の持ち上げ等)や長距離移動は控えます。
運動することのリスク要因としては、運動をすると血流が増え、血圧も上がります。それによって切除部位のかさぶたがはがれ、再出血のリスクが高まるためです。
出血が心配な時期は、すぐに受診できる距離での生活を送りましょう。デスクワークは医師の許可が出れば翌日から可能なことが多いですが、重労働はしばらく回避してください。

旅行

大腸ポリープ切除後は、移動や環境の変化によって再出血などの合併症が起こる可能性があります。とくに飛行機では、気圧の変化が体に負担をかけ、腸管にも影響を与えることがあります。そのため、術後すぐの出張や旅行は控えていただくことが大切です。

安全のための目安
  • 旅行や出張は、手術後1〜2週間は控えることをおすすめします。
  • 出血や腹痛などの症状がなく、状態が安定してから計画してください。
  • 長距離移動や飛行機の利用は、医師の確認を受けてからにしましょう。
なぜ控えるべきか

再出血が起きた場合、移動中や旅先では迅速な医療対応が難しく、重症化する恐れがあります。
とくに飛行機のような医療機関から遠い環境では、安全の確保が難しいため注意が必要です。
「どうしても外出や出張の予定がある」「旅行の可否を確認したい」といった場合は、必ず事前にご相談ください。
患者さん一人ひとりの状況に合わせて、最適なタイミングや注意点をお伝えいたします。

入浴

  • シャワーはOK。ただし「短時間・ぬるめ(約38~40℃)」にするようにしましょう。
  • 湯船は術後2日目以降に短時間(目安5~10分)にとどめましょう。
  • サウナ・岩盤浴・高温浴・長風呂はしばらく控える(目安1~2週間)の方が安全です。
  • 温めすぎや長湯は血行を促進し再出血リスクを高めます。
入浴時のコツ
  • 熱すぎる温度・長湯は避けましょう。(心拍が上がると再出血リスクが上昇する)
  • 入浴前後は十分に水分補給をおこないましょう。
  • めまい・ふらつき防止に急に立ち上がらないようにしましょう。
  • 飲酒後の入浴はNGです。血管拡張で出血リスクが上がります。
  • 公衆浴場・温泉は長湯になりやすいため、十分に期間をあけてからにしましょう。

お薬(抗血栓薬など)

服用薬の再開タイミングは個別に指示します。とくに抗血小板薬・抗凝固薬は、原疾患のリスクと出血リスクのバランスを見て決めるため、自己判断での再開・中止は厳禁です。痛み止めはアセトアミノフェン系を指示することが多く、NSAIDs(ロキソニン・イブプロフェン・ナプロキソン等)は出血を助長する可能性があるため原則避けます。

注意すべき症状

鮮血の排出が続く、黒っぽいタール状の便、ふらつき・動悸・冷汗、持続する腹痛や発熱はすぐにご連絡ください。便潜血陽性の要因になるケースもあり、早めの評価が安心につながります。

術後の便の変化と対応

  • 軟便:消化の良い食事を中心なので、便がやわらかい状態は自然な反応です。
  • 血便:少量の赤い血液が便につく程度であれば、想定できる範囲内です。
    ● 鮮やかな赤い出血が多量に
    ● 血の量が増えてくる
    ● 黒い便(タール便)が出る(胃・十二指腸からの出血の可能性)

こういった所見が見られる場合は、すぐにクリニックへ連絡しましょう。


大腸カメラの費用

内容 費用(3割負担)
診察料・血液検査・使用薬剤料など 約2,000~3,000円
大腸カメラ 約5,000円
病理組織検査 約3,500~11,000円*1
合計 約7,000~20,000円

*1 組織検査の場所・個数によって異なってきます
上記の表記は、保険3割負担の方の費用になります。保険1割負担の方はおおよそ1/3とお考えください。
料金は概算です。内視鏡検査は使用する薬剤で多少前後することもあります。


大腸カメラでよくある質問

大腸カメラが初めてで不安なのですが大丈夫ですか?

初めての方ほど不安が強いですが、当院は原則「鎮静下」で検査を行い、炭酸ガス送気・こまめな体位変換・腸にループを作らない丁寧な挿入で痛みや張りを最小限に抑えます。前もって流れや合併症、当日の注意点を画像を用いてご説明し、検査中も声かけを徹底を心掛けています。
終了後は個室で休憩していただき、その後撮影画像をお見せしながら分かりやすく結果をご説明します。鎮静後は当日の車・自転車の運転ができないため、公共交通機関や送迎をご利用ください。小柄な方や術後の方など個別の痛みリスクにも配慮し、無理をせず安全最優先で進めます。

男性医師による大腸カメラが女性で恥ずかしいのですが何か配慮ありますか?

現在、医師は男性のみですが、検査にかかわるスタッフはすべて女性です。検査時も露出は最小限になるよう体位やタオルで配慮し、着替えや前処置はトイレ付個室で行えます。鎮静の併用で羞恥心や不快感も軽減できるようにおこなっていきます。ブランケットも用意し、安心して受けられる環境を整えています。検査室の出入りも最小限に抑え、撮影画像のモニター位置にも配慮します。事前に気になる点を共有いただければ、可能な限り対策を準備します。

大腸カメラの下剤の種類は選べますか?

はい、選べます。液体タイプ、錠剤タイプ、自宅前処置あるいは院内前処置、主要な方法に全て対応したいと考えております。味や量の好み、便秘の有無、検査時間帯、腎機能やご年齢、内服(糖尿病薬・利尿薬・抗凝固薬等)を踏まえ、前処置方法を提案します。

痔と指摘されました。大腸カメラを受けたほうが良いですか?

「痔=大腸カメラ不要」ではありません。痔の出血と大腸ポリープ・がんの出血は見分けが難しく、同時に存在することもあります。
40歳以降、出血が続く/便が細い・形が変わった/便通の変化が長引く/貧血や体重減少がある/家族歴がある—いずれかに当てはまる方は、痔の有無にかかわらず大腸カメラを推奨します。
一度医療機関で「痔」といわれた後でも、症状が続く・悪化する場合は要注意です。気になる出血は自己判断で様子見せず、早めにご相談ください。早期発見につながります。

大腸カメラの翌日はしんどいですか?

観察のみの場合もポリープ切除した場合も、基本的に翌日に強いだるさ・しんどさを感じる方はありません。検査当日は鎮静の影響で眠気・けだるさが出ることがありますが、一晩眠るとほぼ回復します。腹部の張りは炭酸ガス送気で軽減され、ガスが抜ければ楽になります。ポリープ切除や生検を行った場合は、軽い腹部違和感や少量の血便が出ることがあります。強い腹痛・発熱・大量出血・ふらつきが持続する場合は、すぐに当院へご連絡ください。無理をしない範囲で普段通りお過ごしください。

大腸カメラの翌日は仕事を休まなくてはいけませんか?

観察のみ・生検のみであれば、翌日からのデスクワークは概ね可能です。力仕事・長距離運転・高所作業など体に負荷がかかる業務は、ポリープ切除を行った場合は2〜3日程度控えることを推奨します(デスクワークや負担の少ない業務に関しては、ポリープ切除後も可能です)。
鎮静を使用した当日は運転不可です。勤務内容により復帰目安は変わるため、検査後に個別にご案内します。必要であれば診断書の発行も対応しますのでお申し出ください。

大腸カメラ後の排便はいつありますか?

前処置で腸内が空になるため、当日は透明〜黄色の水様便やガスが数回出る程度で、通常の便は1〜3日後に戻ることが多いです。生検やポリープ切除後は、少量の血が混じることがあります。便が真っ赤に染まる、黒色便が続く、大きな血の塊が出る、強い腹痛・発熱を伴う場合はすぐご連絡ください。水分を十分にとり、便秘傾向の方は医師の指示に従って整腸薬や便をやわらかくする薬を調整します。

大腸カメラは生理中でも受けられますか?

生理中でも検査は可能です。検査は肛門から行うため、基本的に支障はありません。衛生面に配慮してナプキンの使用をお願いしています。羞恥心に配慮し、体位やタオルで露出を最小限にし、女性スタッフの同席も可能です。経血量が非常に多い日や体調不良が強い場合は、無理をせず日程変更もご相談ください。

大腸カメラは何分で終わりますか?

大腸カメラ検査に関しては、挿入と抜去・観察に大きく分けられます。
挿入時間は2~7分、抜去・観察に7~10分くらいが目安です。腸の形(長い・ねじれやすい)、癒着の有無などで検査時間は前後します。
ポリープ切除や止血処置を行う場合は、+10〜30分程度かかることがあります。鎮静の準備と検査後のリカバリー約1時間、説明を含めると検査後からご帰宅まで2時間程度を見込んでください。

大腸カメラ検査には健康保険が使えますか?

多くのケースで健康保険の適用になります(自己負担1〜3割)。
たとえば、①症状がある場合(出血・便通異常・腹痛・貧血・体重減少など)、②健診で便潜血陽性や異常を指摘された場合、③炎症性腸疾患の精査・経過観察の目的の検査、④大腸ポリープ・がんの治療後フォローなどは保険適用です。
一方、症状がなく任意のスクリーニング目的や人間ドック内での内視鏡は自費となる場合があります。
生検を行った場合やポリープ切除した時、鎮静の使用有無で費用は変わります。詳しくは当院にお問い合わせください。

大腸カメラ検査受診時に必要な持ち物はありますか?

以下をご持参ください。

  1. 健康保険証・各種受給者証(高齢受給者証・公費等)
  2. お薬手帳(内服中の薬、特に抗血小板薬・抗凝固薬・糖尿病薬)
  3. 健診結果や紹介状(お持ちの方)
  4. 連絡先(緊急連絡先)
  5. 眼鏡・補聴器ケース等の保管用品
  6. 替え下着・生理用品(必要な方のみ)

当院は鎮静使用するため当日の運転は不可です。送迎などの交通手段もご準備ください。Q.便秘や下痢をしている場合でも大腸カメラ検査は受けられますか?
受けられます。便秘が強い方は、事前から補助下剤を追加したりすることで洗浄性を高めます。下痢の方は前処置が進みやすい一方、感染性腸炎が疑われる(発熱・激しい腹痛・血便が持続)場合は、体調の回復を待って日程を調整することがあります。
安全を最優先に、事前診察でベストな前処置・スケジュールをご提案します。迷ったら早めにご相談ください。

大腸カメラ検査にはなぜ事前診察が必要なのですか?事前診察なしで大腸カメラ検査を受けることはできますか?

当院は事前診察を必須としています。理由は、

  1. 持病と服薬(抗血小板薬・抗凝固薬・糖尿病薬・利尿薬など)の調整目的
  2. 腎・心機能や年齢に合わせた前処置薬(下剤)を選択するため
  3. 鎮静の安全評価(睡眠時無呼吸・呼吸器疾患・既往歴・アレルギー等)
  4. 同日胃+大腸検査の希望がある場合の検査可能かどうかの判断をするため
  5. 必要な採血や注意事項の説明のためです。

Webから外来予約と内視鏡枠の仮押さえは可能ですが、実施は事前診察での最終確認後となります。安心・安全に検査を受けていただくためのプロセスです、何卒ご理解とご協力をお願い申し上げます。

なかみち内科・内視鏡クリニック